妊娠できない【原因、理由】詳しく記しました

妊娠できない原因と病気について記しています。

妊娠できない原因「排卵障害」について

妊娠できない原因の1つに排卵障害が挙げられます。

排卵は妊娠にとても重要で、卵子が包まれた卵胞が圧力により破裂して卵子を放出する行為のことを言います。

排卵後に性交渉をすることで受精卵ができ、妊娠につながっていくんですね。

この排卵は健康な女性であれば定期的に行われていきます。

しかし不健康な女性の場合は2~3ヶ月に1回、ひどい場合には半年に1回のサイクルで行われることがあります。

これを排卵障害と言い、この状態の女性は妊娠することが非常に難しいです。

原因として過度なダイエットが挙げられます。

栄養摂取ができていないと、脳から女性ホルモンの分泌を抑止する指令が出てしまいます。

これにより、うまく排卵することができなくなってしまうんですね。

この排卵障害の治療法はホルモン検査行った後、排卵誘発剤などの薬物治療を行う方法やホルモン治療があります。

妊娠できない原因「卵管閉塞」について

子宮内の病気である卵管閉塞も妊娠できない原因として挙げられます。

卵管とは生殖器の1つで子宮とつながっている2つ管のことを言います。

この卵管は卵巣から排出された卵子を子宮に運んでいくという、妊娠に重要な役割を持っています。

この卵管が何らかの原因で詰まってしまい、疎通性がなくなってしまった状態を卵管閉塞と言います。

主な原因は細菌感染を挙げられます。

先述のように卵子が子宮内に入れないため、精子を受精することができません。

この卵管閉塞を治療するには水を使用して詰まりを洗い流す通水治療や内視鏡を使用したFTカテーテル治療が有効です。

これらの方法を使用しても詰まりが取れない場合は、人工授精によって妊娠するしか方法がありません。

妊娠できない原因「子宮内膜症」について

子宮内の病気として子宮内膜症も妊娠できない原因として挙げられます。

子宮内膜というのは受精卵が着床するために重要な部分で、その名の通り子宮内に存在します。

この子宮内膜は徐々に厚くなり、月経時に剥がれて血と共に体外に排出されていきます。

しかし、この子宮内膜が子宮以外の場所にできてしまうことを子宮内膜症と言います。

先述のように、別の箇所にできても剥がれてしまいますが排出することができないため体内に蓄積されていきます。

その塊が生殖機能を圧迫することで、不妊になってしまうんですね。

歌手の松浦亜弥さんもこの病気で治療を受けていましたが、現在は女の子を出産しています。

この子宮内膜症は自力で回復することは困難ですので病院で治療受けるしかありません。

主な治療法は薬物療法か手術によって取り除く方法です。

症状によって異なりますので、医師に相談して治療法を決定しましょう。

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